2010.06.21 Monday
【再掲載】Dr.スランプ アラレちゃん

「んちゃ!」と言えば「Dr.スランプ アラレちゃん」。
1981年4月8日〜1986年2月19日までフジテレビで放映され、「んちゃ」、「ほよよ」、「キーン」、「ばいちゃ」という流行語を生み出した人気アニメ。原作は週間少年ジャンプで連載された言わずと知れた鳥山明先生のマンガが其れ。
自称天才博士・則巻千兵衛(内海賢二)は自分の身の周りの世話をさせる為にアンドロイドを製作して“アラレ”(小山茉美)と名付ける。…が、完成したアラレはなんとも破天荒なアンドロイドだった。はちゃめちゃに強く、時には地球をもかち割るほどの怪力ぶり。とてもお手伝いロボットとして働かせるのは無理だと、アンドロイドという事を隠してアラレを学校に行かせる。近所に住む木緑あかね(杉山佳寿子)、空豆タロウ(古川登志夫)と同級生になり、また千兵衛が仄かに想いを寄せる山吹みどり(向井真理子)先生がアラレの担任となり、それをキッカケに進展を図る千兵衛は、時に発明品を使うのだが…。

最も印象に残っているキャラはニコちゃん大王。
ものすごい短足・胴短にして名古屋弁「〜だがや!」を話すキミョーキテレツな宇宙人。地球侵略の為にニコちゃん家来(千葉繁)とともに宇宙船に乗ってやって来たが、アラレに見つかって宇宙船を壊された。宇宙船を買うために日々バイトをする、意外にも地球の環境に適応した一面を見せる。ある日、トイレの水流を見て便器を瞬間移動装置と思い込み、これで宇宙に帰れると自ら便器に搭乗(?)し、家来に流してもらった事があったエピソードが未だに忘れられない(笑)。
頭から伸びる触覚の先っちょは鼻になっており、足の裏は耳になっている。頭が二つに割れてるのはおケツだから。確か、野外で用を足した時には頭を逆さまにして「ん―ッ!」と力む姿があってむちゃくちゃ笑えました。地球の重力に逆らったような身体的特徴なため、頭が汚れちゃうのが悩みなニコちゃん大王は、用をたした後にテッシュで頭をフキフキする。
時にはその様子を見ていたアラレが、出たてのう●ちをつんつんする(時には指で触っちゃう事も…)。そして、あろう事かそれを枝に刺して人に突きつけるんですッ。
しかし、これだけ“う●ち”がキャラクターとして成り立ったアニメも珍しい。ホカホカのう●ちに顔があって喋るんですよ? たまに“顔ナシう●ち”が出現するので、その境界線を知りたいです(笑)。

「梅干し食べてスッパマン!」のスッパマン。「スーパーマン」に酷似したパロキャラは、スーパーマンとは似ても似つかないダメダメヒーロー。キチンと電話ボックスに入ってスッパマンになるのだが、これは華麗に変身するためではなく、あくまでも“着替える”ために使用する。決して空を飛べる訳ではないので、スケートボードに腹這いに乗って地を駆けてゆくスッパマンは、決めゼリフのために梅干しを常時携帯。ちなみに、彼も立派な宇宙人なので、ペンギン村には相当な宇宙人で溢れている。なのに驚くほど平和なのはみんなアホだから(?)。そんな平和なペンギン村に最大の危機が訪れたとするならば、「DRAGON BALL ドラゴンボール」の劇中で孫悟空が敵に追われて登場した回でしょうか。


千兵衛のライバル、Dr.マシリト(野沢那智)はアラレを倒して世界制服をしようと試みる…ペンギン村では唯一の悪人。映画版ではナント「ルパン三世」の山田康雄が声を担当していたんでビックリしました。のちに、アラレと同様のアンドロイド・オボッチャマンを造ってアラレを倒すために送り込んだが、逆にアラレの事を好きになってしまう。悪人が造ったにも関わらず口調が大変丁寧で礼儀正しく、また正義感が強いために平和を望むようになる。ちなみに、オボッチャマンくんの声は“アニメソングの女王”こと堀江美都子さんが担当。
途中参加のガッチャン(中野聖子)は、タイムスリップくんで太古の時代へ行った時に拾って来た卵が孵った怪獣系(?)キャラ。「クプピ」語(?)を話し、これを理解できるのはアラレだけとなっている(さすがロボット)。好物は金属で、ゴム以外のモノならばなんでも食い尽くす。だが、何故アラレを食べないのかが長年の疑問。
その後、則巻千兵衛と山吹みどりはめでたく結婚、のちに超能力を持つ第一子・則巻ターボ(三田ゆう子)くんが誕生し、後半はバカボン一家のようになっちゃいましたな。
さて、アラレはアンドロイドですが、その“アンドロイド”とは。
70年代のアニメ・特撮番組では、アンドロイドは人造人間の定義なものがあり、人造人間は半分生身のような…そんな有機タイプで描かれる事が多かったですが、最近では“限りなく人間に近く、自律したロボット”という意味が有力で、何もない所から作られた無機タイプなものがそうらしい。
ちなみに、英語の「android(アンドロイド)」は「andro」の造語形で「人、男性、雄しべ」の意味があり、「-oid」には「…のような、…状の、…質の」で、名詞&形容詞語尾なので、合わせると「人間のような」が正解。この言葉は男性型で、女性型アンドロイドを指す言葉は、「女性、雌しべ」の「gyno」と「-oid」で「gynoid(ガイノイド)」が正しいので、とどのつまりアラレはガイノイドという事になります(ただし、ガイノイドでは通じない)。
これは有名すぎる話ですが、原作「Dr.スランプ」の本来タイトル名にある通り、博士・則巻千兵衛が主人公であったが、気がつけばアラレが本作の主人公。その事でアニメも「Dr.スランプ アラレちゃん」と、主人公を強調するようなタイトル名になった。ちなみに、のちにリメイクされたアニメのタイトルでは「ドクタースランプ」となっているが、声優やデザイン(服装など)が一新されており、微妙にイメージの違うテーストになっている。
そんじゃ次の番組コラムに行きます!
ばいちゃ! …キーン!
この記事は別ブログで執筆した雑記を修正して再掲載したものです。
![MdN(エムディーエヌ) 2010年 02月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51HwE2884EL._SL160_.jpg)
![Mac Fan (マックファン) 2010年 01月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51xgrMcvrfL._SL160_.jpg)








